コロナ禍におけるセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス

コロナ禍におけるセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス

コロナ禍において、家庭内暴力が増えたり、適切な避妊法へのアクセスができない女性が増えていることが報告されています。

FIGO(国際産婦人科連合)は、COVID-19流行中のセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルスに関する声明文を2020年3月30日に発表しました。この声明文を、リプロダクティブライツを考えるチームによって翻訳しましたのでご紹介します。

FIGO声明文(原文)

SRH in humanitarian settings during COVID-19

日本語訳のダウンロードはこちらから

FIGO_SRH_humanitarian_ver4

FIGOは、産婦人科医の役割と倫理的義務について、「性と生殖に関するヘルスケアがエビデンスに基づいており、権利の枠組みの中で提供されていることを確認すること」を提言しています。

また、SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)のサービスとして最低限含まれるべきものとして「緊急避妊、長期間作用型可逆的避妊法、安全な中絶ケアと避妊を含む中絶後ケア」などを挙げています。

<プロダクティブライツを考えるチーム>

翻訳協力:遠見才希子、空野すみれ、高橋孝幸(いずれも産婦人科専門医)、医学生翻訳チーム

 

 

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