イクメンパパになる10コのコツ

いきなり「お父さん」になったはいいけれど・・・・・
「ママやパートナーを手伝いたいけど、何をどうしたらいいのか分からない」
そんなお父さんも多いと思います。そんな方に今回はイクメンになるコツをご紹介します。

1番多い誤解は「イクメン=育児をする」というものです。
実はイクメンになるには「育児」だけではありません。
「自分自身のことをちゃんとやる」、「家事をする」のも、とても助かります。
育児だけでなく、家事をすることも「イクメン」の道なのです!

今回は新しくお父さんになった方に「イクメンパパになる10個のコツ」をご紹介します。

今回のイラストは「シバ丸パパのイクメンLINEスタンプ」から紹介しています。*1番から順番にやる必要はありません。できるものからトライしてみましょう!

*シバ丸イクメンパパLINEスタンプ 初級編  https://line.me/S/sticker/6710833

中級編  https://line.me/S/sticker/7305184

1. 仕事帰りや週末に買い物をする

仕事の帰りや週末に「足りないもの買い物」をしましょう。

・妊娠中→買い物で歩いたり重い荷物を持つのが大変です。

つわり中は食べ物のニオイで吐き気が出てしまい買い物がつらい方が多いです。
・産後→子供の世話が忙しく、なかなか外に買い物にいく時間がありません。

そんなときに「何か必要なものある?」とメールで聞いて買い物をしてくれると、めちゃめちゃ助かります。牛乳・缶詰などの重いものや、かさばって運びにくいトイレットペーパー・おむつなど、週末に買いだめしましょう。イクメン度がUPすること間違いありません。

☆さらにイクメン☆  ママとパパで「足りないものリスト」を共有
携帯メモや冷蔵庫のトビラに「足りないものリスト」をつくっておくと、買い物がしやすくなります。

2. お皿洗いや風呂場の掃除をする

料理をつくって、お風呂場の掃除、お皿洗い、洗濯たたみ・・・・お腹の大きな妊婦さんや、子供の世話で忙しい産後には家事1つ1つがとても大変です。特に、妊娠中はお腹が大きく、お風呂場の掃除は難しくなってきます。会社から帰宅したときに、食後のお皿洗いや、お風呂場の掃除をしてもらえると、とてもとても助かります。

3.週末に洗濯やアイロンかけをする

週末や仕事が休みのとき、洗濯やアイロンかけをぜひ担当してください。妊娠中はお腹が大きく、洗濯物をカゴから出して干すのがとても大変です。産後は赤ちゃんの衣類の洗濯が多くハンパない量になります。ワイシャツのアイロンかけまで手が回らないのが本音です。
週末に洗濯やアイロンかけをパパのお仕事にしてもらえると、とっても助かります。

☆こんな工夫も☆  ノーアイロンシャツを活用する
アイロン不要のシャツを活用するとアイロンをする負担が減ります。
洗濯をしたハンガーのまま収納する形にすると洗濯をたたむ手間も省けます。

4. 週末に家の掃除をする

妊娠中でしんどい時や産後の子育て中は、なかなか家の掃除ができません。妊娠中はお腹が大きく、しゃがむのも大変です。週末にパパが家の部屋掃除やトイレの掃除をしてもらえると、めちゃめちゃ助かります。そのほか、家事代行サービスでは部屋の掃除や水回りの掃除を頼むこともでき、掃除の負担を減らすことができます。

☆こんな工夫も☆ トイレを座ってする!流す前にフタをしめる!
男性が立ってトイレをすると、水はねで便座や周囲が汚れてしまいます。
便座に座って尿をするだけで、トイレが汚れにくくなるのでぜひ実践を!
またトイレを流す「前に」便座のフタを閉めると壁が汚れないのでオススメです。

5. 夜の授乳をミルクで交代する

赤ちゃんの授乳は2~3時間ごとにあり、誰も代わってもらえないと夜も寝られずフラフラになってしまいます。昼も夜も休むことができずにいると、どんどん気分が落ち込んでしまうママもいます。夜の授乳をミルクにして、パパや家族が担当することで、ママが安心して寝られる時間をつくることができます。
お産はとても大きなイベントで、ママの体も大きなダメージをうけています。
産後はママも夜に休めるような工夫を家族で考えましょう。

☆参考サービス☆ 産後ケア施設
お母さんと赤ちゃんが一緒に過ごせる宿泊施設。夜間は助産師さんなどのスタッフに赤ちゃんを任せることもでき、お母さんがゆっくり休めるようになっている。

全国の産後ケア施設
https://sango-care.jp/convalescence/

6. 週末に「ママの自由な時間」をつくる

昼も夜も、ずーーーーっと赤ちゃんと一緒に部屋の中にいると、まったく気を休めることができません。これでは気分がまいってしまいます。週末に家族が赤ちゃんを預かって、ママを完全に育児から自由にする時間をつくりましょう。家族が赤ちゃんを預かるのが難しい場合、ベビーシッターに預けるサービスなどもあります。月に1回は、ママが自由に自分の時間を過ごせる日をつくりましょう。

7. 妊婦健診や予防接種健診に一緒にいく

赤ちゃんのことをママばかりに任せていませんか?
パパとして赤ちゃんの成長を知るには、妊婦健診や予防接種が大きなチャンスです。
一緒にいくことで、赤ちゃんの大きさや成長をチェックすることができます。

8. 料理を作る!料理を作らなくていいようにする!

つわりのときは食材のニオイで吐き気が出て、料理を作るのがシンドくなる方がいます。
産後は、赤ちゃんの育児だけでも大変です。そんなときに、料理をつくるのを手伝ってくれたり、料理を作らなくていいように買ってきてくれると、とても助かります。他にも、料理や食材の宅配サービスを利用することで、料理する手間を減らすこともできます。

☆これは必須!☆ 飲み会などで晩ごはんが要らない日は早めに連絡しましょう。

ご飯の準備のために買い物にいったり、食事の数時間前から支度をしています。

なるべく早く連絡があると助かります。

9. 時短家電をつかう

予算との相談になりますが、時短家電を使うことで家事の負担を大きく減らすことができます。
ロボット掃除機、食洗機、フードプロセッサー、洗濯乾燥機、布団クリーナー、、、
家事の負担について家族で相談し、大変なものから時短家電を導入できると、

負担を効率的にへらすことができます。

10.ママの困っていることを聴く

赤ちゃんの行動は予測不可能で毎日がハプニングの連続です。育児はめちゃめちゃ大変な仕事です。

育児中はストレスもたくさん貯まります。ママの困っていること、大変なことを聴いてください。

育児と家事を完璧にやらなければと思い頑張りすぎてしまうママもいます。

「無理しないで」「いつもありがとう」「困ってることがあれば教えて」と伝えてください。

■シバ丸パパのイクメンLINEスタンプ■

 初級編 https://line.me/S/sticker/6710833

中級編 https://line.me/S/sticker/7305184

■イラストレーター■ 春柴  https://www.instagram.com/harushiba0510a

■執筆■ 福井 陽介

大和高田市立病院 産婦人科 医員

同附属看護学校 非常勤講師

 

■執筆■ 柴田 綾子

淀川キリスト教病院 産婦人科医
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